
Moon.comのレーキバック解説:勝っても負けても全手数料の3.5%が戻る
Moon.comのコストのうち、自分で変えられる唯一の項目。レーキバックの対象範囲、有効化する2つのルート、実際の計算例、そして3.5%がどれだけ小さいかの率直な評価。
レーキバックはMoon.comで最も地味な機能であり、確実にお金をこちら側へ戻してくれる唯一の機能でもある。ボーナスではないし、無料クレジットでもないし、負けた月を勝った月に変えてくれるものでもない。支払った手数料に対して常時3.5%が返るリベートだ。そしてこの業界のほぼすべての販促の仕組みと違って、勝ったベットだけでなく負けたベットにも支払われる。最後の一点がこの記事の核心であり、Moonを扱うページの多くが間違えるか、丸ごと飛ばしている部分でもある。
このページでは、レーキバックが何を対象にしているのか、有効化する2つのまったく異なる方法、3.5%が実際の金額でいくらになるのか、そしてより有用な話として、その限界がどこにあるのかを説明する。前提となる手数料の構造をまだ読んでいないなら、そちらから始めたほうがいい。何に対するリベートなのかを知って初めて、レーキバックの意味が分かるからだ。
Moon.comのレーキバックとは何か
Moonはプラットフォーム上で支払ったすべての手数料の3.5%を残高に戻す。損失の3.5%でも、ベット総額の3.5%でも、入金額の3.5%でもない。手数料の3.5%だ。Moonはベットを建てるだけで手数料を取るので、このリベートはバストで終わったポジションにも、利益でクローズしたポジションとまったく同じように適用される。レーキバックを発生させるのに勝つ必要はない。必要なのは手数料を払うことだけで、ベットが成立した瞬間に手数料は発生している。
これは入金ボーナスやフリーベットのクレジットとは本質的に違う。ボーナスは一回限りで、たいてい条件が付き、最初の入金を引き出すために設計されている。レーキバックは構造的なものだ。1回目のベットにも1万回目のベットにも同じ料率で適用され、有効期限もなく、請求も賭け条件の消化も要らない。同時にそれは、レーキバックが成績ではなく活動量に比例するということでもある。高頻度でベットする人がひどい月を過ごしても、慎重な人が好調な月を過ごしたときより多くのレーキバックが貯まりうる。
どの手数料がレーキバックの対象になるのか
| コスト | レーキバック対象 | 支払うタイミング |
|---|---|---|
| オープン手数料 — ベット額の1% | 対象 | ベットを建てるたび、勝敗を問わず |
| 保有手数料 — 8時間ごとに課金 | 対象 | ポジションを保有した8時間枠ごと |
| パフォーマンス手数料 — 利益の最低10% | 対象 | クローズ時、勝ったベットのみ |
| 大口クローズ時の流動性調整 | 対象外 — 手数料ではなく価格調整のため | クローズ時、サイズ次第 |
| 決済価格に含まれるハウススプレッド | 対象外 — 手数料として明細化されないため | すべての提示価格に組み込み |
名称のある3つの手数料はすべて対象だ。ベット額に対する1%のオープン手数料、ポジションを保有した8時間ごとに課される変動制の保有手数料、そして実現利益から取られる最低10%のパフォーマンス手数料。ただし、表の最後の行が意味するところに注意してほしい。Moonの規約には、ベットはMoon自身の提示価格に対して決済され、その価格にはMoon側に有利なスプレッドが含まれると書かれている。このスプレッドはどこにも明細化されないので、還元のしようがない。レーキバックは見えるコストを削り、見えないコストにはまったく手を触れない。
Moonが公表していないことが一つある。還元の頻度だ。ベットごとに即時なのか、日次なのか、別の周期なのかは分からない。そこを推測で埋めるつもりはない。最初の数回のベットを終えたあとで残高履歴を確認すれば、現時点でそれを断言しているどのページよりも正確なことが分かる。
レーキバックを有効にする2つの方法
金銭的に実際の差が出るのはここだ。レーキバックは初期状態では有効になっておらず、オンにするルートが2つある。
| ルート | レーキバック開始 | やること | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 当サイトのリンクから登録する | 1回目のベットから | リンク経由で登録するだけ。自動的に有効になり、請求も入力も不要 | アカウント作成前にリンクを使う必要がある。後から遡って適用することはできない |
| VIPプログラム経由で解放する | ブロンズVIPに到達した時点から | ベットを続ける。MoonがVIPマネージャーを割り当て、先方から連絡が来る | 有効になるのはその時点以降の分のみ |
当サイトのリンクから登録すれば、レーキバックは1回目のベットから効いている。プロモ欄も、覚えておくコードも、紐づく最低入金額もない。紐づけはリンク自体が処理する。だからこそ紹介コードの記事でも、入力する文字列ではなくリンクのほうを中心に説明している。レーキバックはVIPプログラム経由でも後から解放でき、その場合はMoonがVIPマネージャーを割り当てた時点からになる。
3.5%が実際に返す金額:計算例3つ
パーセンテージは過大に読みがちだ。Moonが公表している料率──ベット額に対する1%のオープン手数料と、実現利益に対する10%のパフォーマンス手数料──から現実的な手数料総額を組み立てて、リベートがどう見えるかを示す。保有手数料はMoonが料率を公表していないため、この計算例からは除外している。実際には保有手数料の分だけ手数料総額が増え、したがってレーキバックもいくらか多くなる。
- 例1 — 勝ち負けが混ざった1か月。1回$100のベットを100回、総ベット額$10,000。オープン手数料は$1 × 100 = $100。うち40回が平均$60の利益でクローズしたとすると、グロス利益は$2,400。パフォーマンス手数料は$2,400の10%で$240。支払手数料の合計$340。3.5%のレーキバックは$11.90。
- 例2 — 連敗。1回$100のベットを100回、すべてバスト。オープン手数料$100。負けたベットにパフォーマンス手数料はかからないので$0。3.5%のレーキバックは$3.50で、失った金額は$10,100。確かに小さい。ただし、たいていのプラットフォームではこの展開で戻ってくるものは何もない。
- 例3 — 高頻度。1か月で1回$500のベットを200回、総ベット額$100,000。オープン手数料は$5 × 200 = $1,000。80回の勝ちが平均$300の利益ならグロス利益$24,000で、パフォーマンス手数料は$2,400。手数料合計$3,400。3.5%のレーキバックは$119。
例1をベット総額に対する負担として捉え直すと規模がはっきりする。手数料はベット総額の3.40%、レーキバックはそのうち0.119%を戻す。実効的な手数料負担は3.40%から約3.28%に下がる。これは実質的な改善で、数百回のベットにわたって積み上がる。ただし、コスト面の端数調整であって、利益の源泉ではないし、ベットサイズを組み立てる根拠にするものでもない。
正直な話:これは割引であって、優位性ではない
悪い一週間のあとに自分で気づくより、ここで読んでおいたほうがいい。手数料に対する3.5%のレーキバックは、この商品の数学を意味のある形で変えたりはしない。Moonの利用規約は、Moonがすべてのベットの相手方であること──規約自身の言葉ではハウスであること──を明言し、結果に対する金銭的利害を開示し、決済価格に自社有利のスプレッドが乗ることも書いている。明細化された手数料に対する3.5%のリベートは、そのスプレッドにも、ベットの反対側にいる事業者という構造的な立場にも、何の影響も与えない。
リスクプロファイルも和らげない。Moonの最大損失はベット額であり、これは証拠金取引と比べれば本物の保護だ。マイナス残高もマージンコールもない。だが極端なレバレッジではバスト価格がエントリーからコンマ数パーセントの距離にあるため、ごく普通の値動きのノイズだけでベット額が全部持っていかれる。これはハイリスクな娯楽だ。すべての決済にハウススプレッドが埋め込まれ、その上に3つの手数料が重なる以上、平均的なベットは構造的にマイナス期待値であり、ベット額の全額を失うのは例外ではなく普通の結果になる。3.5%の手数料リベートは戦略ではないし、悪いベットを良いベットに変えるリベート率など存在しない。
Moonのレーキバックを他社と比べると
競合と並べると、手数料に対する3.5%は控えめな数字だ。最も近い比較対象であるRollbit──同じ1000倍レバレッジを看板に掲げているが、独立したプラットフォームではなくカジノ内の機能として提供している──は、まったく別の方向からコストを攻めている。オープン・クローズ手数料なしの利益シェア型か、4.1ベーシスポイントから始まりRLBトークンの保有でさらに下がる定額の取引ごとの手数料か、どちらかを選ぶ形だ。これは対抗するリベート率というより構造の異なる仕組みであり、Moonの3.5%と同条件で比較できる公表レーキバック率は見つからなかった。だから、こちらで作り出すつもりはない。はっきりしているのは、Moonがリベートの気前良さで戦っていないということだ。
Moonが代わりに提供しているのは適用範囲の広さだ。トークン連動の割引はトークンを持っていなければ効かないし、利益シェア型は勝ったときにしか噛んでこない。Moonの3.5%は、課金するすべての手数料区分に、すべてのベットで、結果に関係なく適用される。しかもオープン手数料がレバレッジ後のエクスポージャーではなくベット額に対してかかるプラットフォームなので、その手数料のベースは事前に読めるほど素直だ。単純なルールに適用された、控えめな数字ということになる。
これを本当に気にすべき人
- ▸高頻度でベットする人:レーキバックは勝ち幅ではなくベット回数に比例する。週に何十回もポジションを建てるなら、リベートは目に見える金額まで積み上がる。
- ▸まだプラットフォームを試している段階の人:始める前に有効化しておくこと。プレイマネーモードは手数料が発生しないので、レーキバックも発生しない。時計が動き出すのは実際の資金でベットしてからだ。
- ▸8時間枠をまたいでポジションを持つ人:保有手数料は積み上がり、その一つひとつが3.5%の還元対象になる。
- ▸関係がない人:すべての決済に埋め込まれたハウススプレッドを、リベートが埋め合わせてくれると期待している人。
ライセンスと規制上の位置づけについては、別の記事で全体像を扱っている。
Moon.comのレーキバックとは何ですか?+
レーキバックは、Moon.comで支払ったすべての手数料の3.5%を残高に戻す仕組みです。対象は1%のオープン手数料、8時間ごとの保有手数料、最低10%のパフォーマンス手数料です。重要なのは、勝ったベットだけでなく負けたベットにも適用される点です。オープン手数料は、結果に関係なくベットが成立した瞬間に課されるからです。
負けたベットでもレーキバックはもらえますか?+
もらえます。これがこのプログラムを特徴づける点です。建てたベットは勝ってもバストしても1%のオープン手数料を払っており、どちらの場合もその3.5%が戻ります。負けたベットにパフォーマンス手数料はかからないのでリベート額は小さくなりますが、ゼロにはなりません。この種の仕組みとしては珍しい設計です。
Moon.comでレーキバックを有効にするには?+
ルートは2つあります。当サイトのリンクから登録すれば、請求の手続きなしで最初のベットからレーキバックが有効になります。VIPプログラム経由で後から解放することもでき、ブロンズVIPに到達するとVIPマネージャーから連絡が来て有効化されます。
3.5%のレーキバックに本当に価値はありますか?+
あるにはありますが、規模は正しく捉えてください。1回$100のベットを100回、結果が平均的に散らばった場合、手数料の合計はおよそ$340で、レーキバックの戻りは約$12です。実効的な手数料負担はベット総額の約3.4%から約3.28%に下がります。もともと払っていたコストに対する割引であって、利益の源泉ではありません。
レーキバックはハウススプレッドにも適用されますか?+
いいえ。Moonの規約では、ベットはMoon自身の提示価格に対して決済され、その価格にはMoon側に有利なスプレッドが含まれると開示されています。このスプレッドは明細上の手数料として公表されていないため、還元の対象になりません。レーキバックが触れるのは、名称のある3つの手数料──オープン、保有、パフォーマンス──だけです。
リンクなしで登録したあとからレーキバックを請求できますか?+
できません。リンクの紐づけはアカウント作成時に適用されるため、あとから追加することはできません。すでにレーキバックなしのアカウントを持っている場合は、ブロンズVIPに到達してVIPマネージャーから連絡が来た時点で、VIPプログラム経由で解放されます。ここではリベート率よりも順番のほうが効いてくる、というのはそういう意味です。
レーキバックが走っている状態から始める
当サイトのリンクから登録すれば、3.5%のリベートは最初のベットから有効です。コードの入力も、請求手続きも、賭け条件もありません。これはコストに対する小さな優位であって、結果を約束するものではありません。全額失う覚悟のある金額だけを賭けてください。Moonは18歳以上限定です。
3.5%レーキバックを受け取る ↗編集部より:このページに書かれた事実関係は、2026年8月時点でMoon.com自身の利用規約、ヘルプセンター、およびアンジュアンのライセンス登録簿と照合しています。プラットフォームの規約は変更されます。判断の決め手になる情報は、行動に移す前にmoon.comで必ず確認してください。このページには広告リンクが含まれます。詳しくは 運営情報・広告表示のページをご覧ください.