
Moon.comの手数料を徹底解説:レバレッジ1000倍の実コスト
三つの手数料と一つのスプレッド、そして高レバレッジが通常の先物取引所よりはるかに安く済む理由。計算のすべてをここに示す。
Moon.comは手数料体系をヘルプセンターで公開しており、利用規約はそこにもう一つのコストを追加している。決済価格の内側に含まれるスプレッドだ。このページではそのすべてを一箇所にまとめ、自分のベットスリップと照らし合わせて検算できる数字とともに示す。
Moon.comには明示された手数料が三つと、明示されないコストが一つある。明示されているのはオープニング手数料、ホールディング手数料、パフォーマンス手数料。明示されないのがハウススプレッドだ。当サイトのリンクから登録すると、支払った手数料の3.5%がレーキバックとして戻り、最初のベットから有効になる。詳細はレーキバック・ガイドで扱っている。
手数料の一覧表#
| 手数料 | 金額 | 課金対象 | タイミング |
|---|---|---|---|
| オープニング手数料 | 1% | ステークのみ — レバレッジ後のポジションではない | ベットのオープン時 |
| ホールディング手数料 | 変動制 — 当サイト確認時は2bps | ステークとレバレッジ | ベットを保有している8時間ごと |
| パフォーマンス手数料 | 最低10% | 実現利益 | クローズ時、勝ちベットのみ |
| 流動性調整 | 変動 | 大口ポジションのクローズ価格 | クローズ時、サイズに応じて |
| ハウススプレッド | 価格の内側 | Moonが提示する決済価格 | 常時 |
オープニング手数料の1%は、何に対する1%なのか#
ここが高レバレッジ派にとってMoonが面白い理由だ。1%のオープニング手数料はステークに対してかかるもので、レバレッジ後のエクスポージャーに対してではない。1,000ドルをレバレッジ10倍で賭ければ10,000ドルのポジションを動かすことになるが、手数料は1,000ドルの1%、つまり10ドル。100ドルではない。
倍率を上げると差はさらに極端になる。レバレッジ1000倍なら、100ドルのステークで100,000ドルのエクスポージャーを持つ。それでもオープニング手数料は1ドルだ。同じポジションに対して、名目額に0.05%のテイカー手数料を課す一般的な先物取引所なら50ドルを取る。50倍の差である。この設計上の一点があるからこそ、Moonでは超高倍率のレバレッジが経済的に成立している。
ホールディング手数料:ポジションを持ち続けるコスト#
ベットを保有している8時間ごとに、Moonはホールディング手数料を計上する。基準になるのはステークとレバレッジだ。ただしMoonは固定レートを公表していない。ヘルプセンターはこの手数料を変動制と呼び、市場環境、資産のボラティリティ、流動性、そして市場全体の資金調達コストによって変わると説明している。私たちが2026年8月にプラットフォームを確認した時点で表示されていたのは、8時間の窓あたり2ベーシスポイント(0.02%)だった。適用レートは常にプラットフォーム内に表示され、ポジションコストへ自動的に組み込まれるとMoonは述べている。本稿の数字を含め、よそで引用されている数値を鵜呑みにせず、自分のベットスリップ上で確認してほしい。
実務上の結論は、Moonが短時間のベット向けに作られているということだ。1週間保有すれば8時間の窓を21回またぐことになり、しかも課金はレバレッジに応じてスケールするため、高倍率のポジションは1窓あたりの負担も大きくなる。相場観の実現に数日かかるタイプの見立てなら、積み上がるホールディング手数料は総コストの無視できない部分になる。
パフォーマンス手数料:勝ち分の10%#
Moonは勝ちベットの実現利益から最低10%を受け取る。負けベットには一切かからない。バストした場合にパフォーマンス手数料は発生しない。表現に注意したいのは「最低10%」という点で、適用レートが表示上の数字より高くなる可能性はある。
この構造は取引所のコミッションよりもヘッジファンドの成功報酬に近く、勝率の考え方を変える必要が出てくる。グロスの損益で見て勝ちがわずかに上回る戦略でも、ネットではマイナスになりうる。勝ったベットからは毎回一定割合が抜かれる一方、オープンするベットにはすべてオープニング手数料がかかるからだ。
ハウススプレッド:決済価格に組み込まれたコスト#
Moonの利用規約は、ベットがMoon自身の提示価格に対して決済されること、そしてその価格にはMoon側に有利なスプレッドが含まれることを定めている。しかもそれは上記の各手数料とは別立てで、加えて発生する(第9.2条)。Moonはすべてのベットのカウンターパーティであり、結果に対する直接の金銭的利害を開示している(第5.4条)。これはこの製品カテゴリーの標準的なモデルであり、Moonは自社の規約でそれを明示している。実務的な要点は、手数料表だけでは総コストを説明しきれない、ということだ。
計算例:100ドルをレバレッジ100倍で賭ける#
ビットコインの上昇に100ドルをレバレッジ100倍で賭けたとする。エクスポージャーは10,000ドル。ビットコインが0.5%上昇し、2時間後にクローズしたケースで見てみよう。
- オープニング手数料:ステーク100ドルの1% = 1.00ドル
- グロス利益:エクスポージャー10,000ドルの0.5% = 50.00ドル
- ホールディング手数料:0ドル — 最初の8時間の窓の内側でクローズしたため
- パフォーマンス手数料:50ドルの10% = 5.00ドル
- スプレッド控除前のネット:50ドル − 1ドル − 5ドル = 44.00ドル
- 3.5%のレーキバック適用時:支払手数料6.00ドルに対して0.21ドルが戻る
グロス利益のおよそ12%が手数料に消える計算だ。しかもこれはハウススプレッドを考慮する前の数字である。逆のケース、つまりビットコインが0.5%下落した場合は、100ドルのステークに対して50ドルのマイナスに加えてオープニング手数料1ドル、パフォーマンス手数料はなし。そこからさらに0.5%逆行すれば損失はステーク全額に達し、ベットはバストして100ドルは消える。この非対称性こそが、この製品の経済構造の中核だ。
手数料表に載っていないコスト:受け取るための費用#
ここまでの手数料は、プラットフォームから資金を引き出すときには適用されない。出金には出金独自の費用がかかる。2026年8月に私たち自身が試した出金では、ソラナネットワーク経由のUSDC出金に対して一律$1.00の取引手数料が課され、最低出金額は$0.04だった。

この金額はあくまで、その日、そのネットワークで、私たちが出金した分に適用されたものだ。他の通貨やネットワークでは送金コストが異なり、Moon側が変更することもある。確定する前に、出金画面に表示されている金額を確認すること。毎回そこに表示されている。
コストを抑えるには#
- ▸見立てが許す限り8時間の窓の内側でクローズする — 窓を一つまたぐごとに課金が増える。
- ▸プレイマネーモードで20〜30回ほど手順を通し、資金を投じる前にやり方を固める。
- ▸当サイトのリンクから登録し、最初のベットからレーキバックを有効にしておく。
- ▸レバレッジが増やすのはエクスポージャーであってオープニングコストではない、と覚えておく。ポジションを大きくするためにレバレッジを上げてもエントリー手数料は増えないが、バスト価格は確実に近づく。
- ▸一連のベットを通した自分のネット損益を記録し、実際のコスト水準を把握しておく。
1%のオープニング手数料はレバレッジ後の金額にかかりますか?+
かかりません。ステークに対してのみ課金されます。1,000ドルのステークをレバレッジ10倍で使えば10,000ドルのポジションを動かしますが、オープニング手数料は1,000ドルの1%、つまり100ドルではなく10ドルです。これは珍しい設計で、Moonで高レバレッジが現実的なコストに収まる主な理由になっています。
Moon.comのホールディング手数料はいくらですか?+
ベットを保有している8時間ごとに課され、ステークとレバレッジをもとに算出されます。ただしMoonは固定レートを公表していません——ヘルプセンターはこの手数料を変動制と説明し、市場環境、ボラティリティ、流動性、資金調達コストによって変わるとしています。私たちが2026年8月に確認した時点では、プラットフォームには1窓あたり2ベーシスポイント(0.02%)と表示されていました。適用レートはプラットフォーム内に表示され、ポジションコストへ自動的に組み込まれるので、自分のベットスリップ上で確認してください。
ベットが負けた場合もパフォーマンス手数料はかかりますか?+
かかりません。最低10%のパフォーマンス手数料は勝ちベットの実現利益にのみ適用されます。バストしたベットにパフォーマンス手数料は発生しませんが、ステーク全額とオープニング手数料は失うことになります。
Moon.comは手数料に加えてスプレッドも取りますか?+
取ります。Moonの利用規約は、ベットがMoon自身の提示価格に対して決済されること、その価格には掲載されたすべての手数料に加えてMoon側に有利なハウススプレッドが含まれることを定めています。Moonはすべてのベットのカウンターパーティであり、この点を明示的に開示しています。
Moon.comの手数料を減らすには?+
確実に効く手段はレーキバックです。支払った手数料の3.5%が残高に戻り、勝ちベットでも負けベットでも同じように適用されます。当サイトのリンクから登録すれば最初のベットから有効になり、VIPプログラム経由で後から解放されるルートもあります。それ以外では、8時間の窓の内側でクローズしてホールディング手数料の重複を避けることです。
確認した出典
- 1Moon.com Help Centre — How Do The Fees On Moon Work?
- 2Moon.com Terms of Service — clauses 5.4 and 9.2 — Moon as counterparty, spread inside the settlement price
- 3Moon.com Help Centre — What is Rakeback, how it works and how to get it?
- 4Moon.com Help Centre — Moon Betting Glossary
支払った手数料の3.5%を取り戻す
レーキバックは、このページで唯一あなたが実際に変えられるコストです。当サイトのリンクから登録すればプロモコード 1000x が自動適用され、初回ベットから有効になります。賭け条件はありません。Moonは18歳以上限定:ハウススプレッドが明示された高リスクの娯楽であり、全額失っても構わない金額だけを賭けてください。
当サイトのリンクから登録すると自動的に適用されます — 登録時にご自身で入力してもかまいません。どちらでも3.5%のレーキバックが有効になります。
編集部より:このページに記載した事実は、2026年8月にMoon.com自身の利用規約、ヘルプセンター、そしてアンジュアンのライセンスレジストリと照合して確認しています。プラットフォームの規約は変更されます。判断に関わる内容は、行動に移す前にmoon.comで必ず確認してください。このページには広告リンクが含まれます。詳しくは 法的情報・開示ページ.